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いまのきもち

こんにちは。

稲葉うさぎです。

もしもし万が一、ハンドルネームを変えるなら「深雪逢奈」とかにしようかななんて考えてます。


あ、どうでも良いことですねw。


えっと、近況報告といたしましては現実社会でうまくいきません。

仕事見つからないし、こっちの足下見られてるっていうか……。


そんなこんなで、以前に書いて、某サイトさんにアップさせていただいたものをもう一度ここでさらしてみようかと思います


☆☆☆☆☆

キープ、そしてステップ

 テレビでお笑い芸人が最高につまらない話をしているときに私の携帯は鳴った。もっと正しく言うならばブラウスの胸ポケットに入れていた携帯電話が振動した。私はすぐに取り出してメールを確認したのだが、レンタルビデオ屋のダイレクトメールだったのでしゃくに障った。むかついた勢いで携帯を壁にほん投げると思ったより大きな音がして、床に落ちた。
 だらしなく半開きの液晶ディスプレイには優子ととったプリクラの待ち受け。落書きは優子の文字で「きっと気持ちは届くよ!」って、馬鹿にしやがって。

 普段、私は携帯など持ち歩かない。いつもサイレントにして気づかないので誰かから「不携帯電話」と揶揄された。そのくらい私にとってどうでも良い物だった。でも、今は違う。知りたい事が、聞きたい事があるからずっと持ち続けている。
 何かあるたびにメールチェックをする私が情けない。この私がこんな恋する乙女のような行動をとるとは思わなかった。

 私の中の何かが変わったのは去年の春だったと思う。クラス替えで将君と同じクラスになった。いや、あれを将君なんて呼ぶのは胸くそが悪い。アイツと呼ぶ事にしよう。
 ともあれ、あろう事か私はよりによってアイツに惚れてしまった訳だ。認めたくはないが仕方がない。理由なんて思いつかない。私も動物ならばフェロモンだのホルモンだのホルマントなどに操られていたのかもしれない。だから、明確な理由など存在しないのだ。
 アイツはがさつで凶暴で強靱で凶悪な人間だった。いや、少しばかり言い過ぎた。つまり、だらしなくルーズな人間ではあった。
 そんないかにも動物的な本能でしか生きていないようなやつの考える事など誰にでもわかる。ヤツはそういう人間だ。
 そんなわけでアイツの惚れている女はすぐにわかる。というか、みんな知っていた。行動がわかりやすすぎるから。優子自身もきっと、いや絶対気づいていたはずだ。しかしながら、私は優子がヤツの好意を認知していたか確認しなかったし、それに対する優子の気持ちも推し量る事は出来なかった。優子は天然に見えてなかなかの策士なのだ。

 話がそれた。もう少しヤツについて語ろう。アイツはわかりやすく言えばバカだ。もう少し具体的に言えば中学も終わろうとしているのにまだ「正義の味方」にあこがれているような中二病、もとい小二病である。しかし、悪いヤツかといえばそうではなく、自分の正義を貫いて生きているのである。いつだったか修学旅行のバス席でもめたときなどは率先して補助席に座るなど微笑ましい限りである。
 クラスでもバカであるが故バカにされるが、バカであるが故に愛されるような人間である。おそらく敵は少ないはずだ。
 しかし、私というものをキープしておいて優子に告白しようと言う魂胆は腹立たしい。もっとも本人に自覚はないと思うのだが。
 そんなバカに私はもてあそばれている。アイツがこれからしようとしている事もいとも容易く想像できるのに私には何も出来ない。ただ、待つだけだ。そんな自分がもどかしく一番腹立たしい。
 
 テレビではイケメンと評判の漫才コンビが出てきて、歓声が沸いた。私はこいつらが嫌いなのだ。たいした実力もないくせに若干顔が良いだけできゃーきゃーと騒がれている。お前らよりも単二マンガン乾電池の方が数段おもしろい。若い女の黄色い声がやけにむかついた。そのネタは乾電池のパクリだ。携帯を拾い上げテレビへ投げつけた。かん。と乾いた音がしただけで何も起こらなかった。
 イケメン漫才コンビの大しておもしろくないネタにいちいち沸くのが腹立たしい。きっと同じネタでも冴えないコンビだったらしらけるのだろう。ああ、胸くそが悪い。
 リモコンを投げようと構えたときに床の上の携帯が鳴いた。

「あ、もしもし……将君? あ、うん。平気。……私、ごめんね。この間。……うん」


終わる
☆☆☆☆☆


まさしく、私の今の感じでした。




書く方に関してもなんかしっくりきませんね。

アイディアのようなものはおぼろげながら浮かんできてもそれを形にしようとすると崩れてしまうような感じです。

雪をつかめば溶けてしまうみたいに。



んー。

近況報告でした。
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拝読しました。

 こんばんは。 HN候補は「みゆきおうな」さんとお読みするのでしょうか? 
  
 御作、思考の刺激になりました。呆け防止になりますw
 以下、思ったことをつらつらと。
 
・キープについて
 主人公は、「将君が自分を」キープしていると想像していますが、本当は「自分が現状を」キープしておきたいのかもしれませんね。
「ただ、待つ」という行為の方が傷つきませんから。
 ……いろいろと後回しにしてきた人間には痛いですorz

・漫才コンビについて
 スタートラインって平等ではありませんね。世の中、どうしようもないこともあります。
 ですが、主人公のように本質を見抜く人もいるのです、たぶん。

・ステップについて
 最後の電話がいいものだったにせよ、悪いものだったにせよ、キープは終了ですね。
 よいジャンプにつなげられんことを。

 ではでは、よい作品をありがとうございました。

 最後に……。
 雪がつかめないなら、ダイヤをつかめばいいじゃない!(アントワネット風)

ありがとうございます

ありがとうございます。

え? え?

まさか、読んで下さる方がいるとは……。


うう。。。がんばります。


えっと、HNは「みゆきあいな」です。
無理矢理当て字。ちゅうにっぽいなってw。

私が稲葉なので、inaba ina アイナって事でw。

昔、好きだった曲があってそれが「song for ina」
inaは人の名前らしいとわかったのですが、読みが。

ずっと、そんぐふぉーいなって読んでいた悲しい過去が。

……関係ないですね。


いわしさんの深読みにはいつもお世話になっております。

でも、どこか優しいですよね。

またがんばれる。って思わせてくれます。


いわしさんは引き際が早いので、今回も追いつけませんでしたorz

次回見かけた時にはきっと、報復……お返ししちゃいますよw。


いつかまた、輝けるように……>ダイヤ


ありがとうございました!
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