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近況!

こんにちは、稲葉うさぎです。

何となくお久しぶりなきがするのですw

まあ、私自身なんやかんやあって、むしゃくしゃして、そうしたら、「書きたい」って思ったんです。

不思議なものですね。

書いてるといやになっちゃうのに書いてないと書きたいと思う。



☆☆☆
 パラサイト
 

 嫌な予感はしていた。久しぶりのメールでただ「離したいことがあるから会いたい」なんて。
 そんな別れ話フラグ全開の空気の中私は彼との待ち合わせ場所に車を走らせていた。
 聴くでもなく流していたカーラジオからは「love is over」。これってどんな嫌み?
 今日はやけに信号で止まる気がした。

「お待たせ」
 そう私は満面の笑みで言った。つもりだった。もしかしたらその顔は引きつっていたかもしれない。
「おう」
 と言う彼の顔は、夏の終わりの夕暮れのようにどこか寂しげでよそよそしかった。でも、そんなことには気づいちゃいけない。今こそ鈍感力がものを言うのだ。

 彼と私は付き合ってもう5年くらいたつ。一時期は同棲までしたのに、今はこうして別々の県に住んでいる。きっと、頑張れば遠距離恋愛をしなくても住んだはずなのに、なぜかお互いに今の状態を選んだ。
 それは、恋とか愛とかって感情が薄れたからだったのかもしれない。
 いつもの場所。それはお互いの家の中間地点のファミレス。そこでいつも少し話して終わり。
 今日もいつもと同じ雑談タイム。なのに違うのはこの空気。

「俺らって付き合っている意味あるのかな?」
 その言葉を聞いても驚かない。
「終わりにしよう」
 これも、計算済み。
「もう、私のこと嫌い?」
「そうじゃなくってなんて言うか……」
「飽きた? 私なんかと一緒にいるの飽きた?」
「……平たく言えば、そうかもな」
「でもね、私思うんだ。ずっと一緒にいたら飽きるものじゃない? 5年も10年も一緒にいてラブラブってそれはうらやましいけど、そんなことないと思うんだ。だってさ、うちの両親なんかもあんなんだよ? そりゃ20年も一緒にいたら飽きるって」
 彼は気まずそうに俯いたまま。かまわず私は話し続ける。
「……今は、私たちこんなに離れているけどこの先もずっとこのまんまなんて私思わないよ」
 彼は少し視線をあげて聞く。
「どういうこと?」
「つまり、私は家を出ても良いって思ってる。それに仕事だってこれでも少しは経験積んだんだから純君の家のそばに移っても良いって思ってる。そうしたらもう、私たち離ればなれじゃないよね。また一緒に住めるよね」
 彼の左口角が軽くあがった。気がした。
「え、ま。それはつまり……」
「私純君と結婚しても良いって思ってるよ」
 今度はあからさまに引きつり笑い。
「こういう言い方はトゲがあるかもしんないけど、俺、もうお前と暮らしたくない……」
 一瞬、彼の言葉の意味をとれなかった。私のとっておきのウルトラcはあっさりと、そしてはっきりと却下された。
「はぁ!?」
 そして、次にやってくる感情は怒り。
「あんた、何様のつもり? 人のせっかくの申し出をあっさりと蹴るわけ? 大体あんたの卒論助けてやったのは誰? 単位危ないときにたたき起こしてあげたのは誰? 誰のおかげで学校でれたと思ってるの?」
「いや、それは感謝してますが、お前のそういうところ無理。食器は割るわ、家電壊すわ、掃除はしないわ、料理は下手だわ。そんな女と結婚ってあり得ないでしょ」
 それ以降の会話はもはや私の記憶にはない。確かなことは私たちの関係は終わったって事と、ずいぶん長い間怒鳴りあった事、そして私たちは案外うまく共存してきたって事。

 純君。早く君の事をわかってくれる宿主探してね。私も探すから。

☆☆☆

勢いだけで書いた!

これは、半分フィクション。
でも、おおかた実話です。

あーあ、宿主……。

でも、しばらくは一人で良いわ。
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